振り返りフレームワーク
FDW
Facts / Discoveries / Wishes
事実・発見・願望で深掘りする高度な振り返り
FDWとは
FDWは「Facts(事実)」「Discoveries(発見・気づき)」「Wishes(願望・改善要望)」の3つで振り返る手法です。事実と解釈を明確に分離するため、より客観的な振り返りができます。KPTで慣れた後に試したい、一段上のフレームワークです。特に「なぜそうなったのか」の深掘りに強みがあります。
使い方
1
Facts(事実)
起きたことを事実として客観的に書きます。感情や解釈を混ぜず、「何が起きたか」だけを記録します。
2
Discoveries(発見・気づき)
事実から導かれる気づき・学び・発見を書きます。「なぜそうなったか」「どういう意味があるか」を深掘りします。
3
Wishes(願望・改善要望)
次回どうなってほしいか、何を改善したいかを書きます。具体的なアクションに落とし込むことで実行力が上がります。
向いているシーン
- ✓複雑なバグ修正・障害対応後の詳細な振り返り
- ✓チームの問題点を客観的に分析したいとき
- ✓感情的になりがちな振り返りを冷静に行いたいとき
- ✓深いレベルでの根本原因分析
メリット
- +事実と解釈・感情を分離できるため客観的な分析が可能
- +「なぜ」の深掘りに特化している
- +バイアスを排除した振り返りができる
注意点
- -Facts(事実)と Discoveries(発見)の区別が慣れないと難しい
- -初心者にはKPT・YWTから始める方が取り組みやすい
記入例
シチュエーション: 本番環境でデータベースの接続エラーが発生した日
Facts
午後3時にDBコネクションエラーが発生。5分後に復旧。原因はコネクションプールの枯渇。直前にデプロイが実施されていた。
Discoveries
コネクション数の設定値がトラフィックのピーク時に対応できていなかった。デプロイ後の監視が不十分だった。コネクションプールについての理解が浅かった。
Wishes
デプロイ後15分間はモニタリングを集中して行う運用を設ける。コネクション数の設定をドキュメント化する。DBのパフォーマンスについてチームで勉強会を開く。
ReflektaでFDWを実践する
今日の作業を入力するだけで、AIがFDWの形式で振り返りを整理します。
ログイン不要のゲスト体験から試してみてください。